暖かい日が続いています。
もうすっかり春ですね。

春といえばやはりお花見でしょうか?
中目黒もいいですが自由が丘が意外と綺麗だと知りました。

桜の綺麗な時間て一瞬で儚いものですよね。
満開かと思ったらすぐに散ってしまいます。
まるで乙女の恋心のように。←
桜は咲くまでは今か今かと期待され、つぼみひとつ開くだけで大騒ぎ。
恋はつぼみが開き始める頃が一番わくわくしますね。

5分咲きぐらいでしょうか、人々は花見の準備をします。
いつも行かないところに花を見るためにわざわざ足を運ぶのです。
恋も半分も咲けばお互いへの興味が急激に高まります。
恋人のためならどこへだって足を運ぶでしょう。

8分咲き。いよいよはっとするような美しさです。
恋はまた見えなかった部分が見えてきます。
この人でよかった、私この人と結婚するんだわという美化が止まらないでしょう。

満開。

ついにピークを迎えた美しさ。誰をも魅了する桜ってやっぱりいい。
恋、満開で盲目の恋、幸せすぎて桜の美しさが霞むわ~なんてとき。
恋人以外見えません。はい、お幸せに。

やってきました春の嵐。
満開だった桜はこの雨風に耐えられずほとんど散ってしまいます。儚いものです。
恋もまたピークを過ぎ嵐のように感情の波が襲ってきます。
誰にも止められない嫉妬、独占欲、執着心。
ピークが美しく激しいものであればあるほどこの波は大きいものです。
一方で幻滅、思い違い、心移りなどもこのときに起こりがちですね。
あら、よく見たらおもちゃの宝石だったわ。的な。
近づきすぎたが故の悲しい結末もあるわけですね。

散った桜の木に興味を持つ人はいませんね。
花が散ればその人を覆っていたものがなくなりそこでやっとご本人と対面。
何者でもない、裸でも興味を持たれる人間でいなくてはいけないということですね。

どこかの気象予報士は言いました。
『桜はつぼみが多ければ多いほどどんな嵐が来ても耐えられるんです。強いんです。』と。
しかし満開になってしまったら最期、少しの風でも散ってしまうわけです。
恋も同じではないかと思うわけです。
満開を迎えた恋は儚く散る。どんな嵐も耐えられる8分咲きにしておくのが一番幸せなのでは?
とはいえ盛り上がる恋を途中で止めておくのももったいないしつまらない。
思い切り恋愛して散ってしまうのもそれはそれでいいんじゃないかと思う今日この頃です。

桜は枯れないのでまた次に盛り上がるそのときまでぐっとこらえましょう。
1年に1度のわくわくどきどき、それは恋愛にも同じく3カ月周期にやってきます。
もっと大きく言えば3年周期にやってきます。
そこを乗り越えて何度も見頃を迎えられたカップルはやがて結婚できる。
のかできないのかは結局あなた次第。←

春は1年で1番色々なことが大きく動く季節です。
逆に何かを変える、動かすのには一番いい季節です。
さて、今年も自分の幸せを探す旅に出ます。では。
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